相談事例

このままでは母娘共倒れに…。施設探しサイト『さがしっくす』で老人ホームを検索

〈ご本人さま〉80代 女性 要介護1 独り暮らし
〈ご家族さま〉娘さま
〈入居ホーム〉介護付き有料老人ホーム

独り暮らしの80代のお母さまがご自宅で転倒し、大腿骨頸部骨折で救急搬送。その後、杖歩行ができるまでに回復し、老健でリハビリを継続していました。

老健の退所は1か月後の予定ですが、お母さまのご自宅はエレベーターのない集合住宅の4階で、独り暮らしを続けるには不安があります。少し離れた場所に娘さまがお住まいでしたが、娘さまにも家庭があるのでお母さまの介護をすることができません。そこで娘さまは、インターネットで老人ホームを探し始めました。

『さがしっくす』で老人ホームのインターネット検索を開始

娘さまは、弊社が運営する全国の有料老人ホーム検索サイト『さがしっくす』で老人ホームの資料を一括請求。エリアと予算で6軒の老人ホームに見当をつけました。ところが、郵送されてきた資料を見て娘さまが感じたのは、「どこがよいのか判断がつかない」ということだったそうです。

娘さまからの電話に応対したさがしっくすのスタッフは、「娘さまは動揺されていて、老健の退所まで時間もない。『さがしっくす』の電話相談より『あいらいふ入居相談室』の対面サポートのほうがスムーズなのではないか」と感じ、娘さまにご提案。「知識もないし、急いでいる。仕事があるので探している時間もない」ということで、『あいらいふ入居相談室』の相談員が担当させていただくことになりました。

『さがしっくす』から『あいらいふ』へバトンタッチ

早速『あいらいふ入居相談室』の相談員が娘さまにお会いして、費用や特徴などの老人ホームの基本情報をお伝えするとともに、ご要望を整理。「娘さまのご自宅近くの老人ホームがよい」「いかにも施設という雰囲気はNG」「食事がおいしい」「ほかの入居者と交流したい」とおっしゃいます。杖歩行であっても好奇心が旺盛で、認知機能もしっかりしているため、お母さまの性格を考慮した「暮らしの質」にこだわった老人ホーム探しを求められました。

相談員はその日のうちに、娘さまのご要望に沿う老人ホームを10軒ほどピックアップ。そこから厳選して3軒に絞り込んでご提案したところ、お母さまにベストマッチの老人ホームに決定しました。

実は、娘さまのご自宅近くにあるすべての老人ホームを、相談員はあらかじめ現地で確認していました。契約した老人ホームは、建物の雰囲気、職員の応対、レクリエーションのクオリティに加え、食堂や居室から望む景観も素敵で、住環境にこだわるお母さまにぴったりだと確信。事前に老人ホームの特徴を把握しているため、自信を持って提案することができました。

「仕事を辞めずにすみました」と娘さま

お母さまは当初、老人ホームへの入居に消極的でした。「施設は劣悪な環境」というかつての老人ホームの印象があったからです。しかしいざ入居してみると、「友達もできたし寂しくなくなった。絵手紙教室も楽しいし、お隣さんと毎日お花の世話をするのも楽しい」とおっしゃいます。

「あのまま自宅に戻る選択をしていたら、母娘で共倒れだったかもしれません。仕事を辞めずにすみましたし、母も今までより明るくなりました。老人ホームにあずけることにためらいがありましたが、決断してよかったと思います」とおっしゃった娘さまの笑顔がとても印象的でした。

ポイント

● 老人ホームに入居する場合は、入居するご高齢者に代わって責任を負う身元保証人が必要です。緊急時の連絡、老人ホームへの利用料支払いの連帯保証、病院での治療方針の判断、老人ホームを退去する際(死亡を含む)の身柄の引き取りなどを行います。
● 一般的にサービスが同程度の場合、都心より郊外のほうが割安です。

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