老人ホームで暮らしていた80代の女性が、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こして救急搬送。口から食事を摂取できず中心静脈栄養(IVH)に。夜間のたん吸引も必要になります。今まで住んでいた老人ホームには看護スタッフがいないため、「うちでは対応できません」と言われてしまいました。
入居の相談事例
60代の男性が脳内出血で救急搬送。すぐに回復しますが、その後脳梗塞を頻発します。マヒが残った上、血管性認知症と診断され、老人ホームを検討することになりました。しかし「若い」ことが理由で、受け入れ先がなかなか見つかりません。
80代の独居女性は認知症の進行に加え、年金額が少なく今後の生活が不安な状態です。ケアマネジャー様から連絡があり、まとまった入居一時金が払えるうちに老人ホームに移ることを相談されました。月額利用料の安価な郊外の老人ホームをご提案し、契約。しかし、諸手続きにおいてキーパーソンの娘様の協力は得られず、不動産の解約や引っ越し作業まで、ケアマネジャー様が代行していました。
要介護2で80代のお母様は、認知症が進行してトイレ介助が必要になりました。現在暮らしているサービス付き高齢者向け住宅では対応が難しく、退居を要請されています。娘様は特別養護老人ホームへの入居を希望しますが、入居待ちが発生している状況です。お母様や娘様のことを思えば1日でも早く安定した終の棲家を探すべきだと説得し、認知症介護が可能なサービス付き高齢者向け住宅への入居が決まりました。
■ 胸に透析用のカテーテルを挿入しているため「受け入れができない」と、希望するエリアの老人ホームに言われてしまいました
人工透析を必要とする80代のお母様は、近所に住む娘様の助けを借りて独り暮らしを続けていました。しかし、最近は認知症が進行してきたため、娘様は老人ホームへの入居を検討します。現在通っている透析病院は変更したくないとのことで、病院に近い老人ホームを探しますが、お母様は透析用のカテーテルを胸に挿入していたため、対応できる老人ホームが近隣にはありませんでした。
■ 認知症の重い父親に「老人ホームへの入居」をなかなか提案できません
アルツハイマー型認知症の90代男性は、親戚や近所の人にお金を配る問題行動が頻発。また、家族がお金を盗んだと言い張る物盗られ妄想にも困っていました。ご家族から相談を受けた地域包括支援センターの保健師様やケアマネジャー様が尽力してご対象者様を説得し、認知症ケアに強い老人ホームへの入居が決定。趣味のカラオケがいつでも歌えるレクリエーションの充実度も決め手になりました。
■ 転倒骨折を機に認知症が進行。リハビリが思うように進まずこのままでは寝たきりに!
軽い認知症と骨粗しょう症を抱える80代の奥様は、ご主人様と2人暮らし。ある日、転倒して大腿部を骨折。さらに入院中に認知症が進行し、リハビリが思うように進みません。このままでは自宅復帰は難しいと、クリニックを併設する老人ホームに入居を決定。しかし、新型コロナウイルス感染症対応のため、入居に条件が付き、進行がストップしてしまいました。
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