■ 認知症の母は、老人ホームへ体験入居するが、問題行動で受入拒否。
ご対象者様は、80代の女性。認知症の悪化で入院。退院が決まり、娘様はお母様が入れるホームを探し、体験入居にこぎつけました。しかし、お母様は暴言や徘徊など問題行動を起こし即日退去。受入先がなかなか見つかりません。そこで、相談員がご紹介したのは「家の近くで認知症の個別ケアが手厚く、精神科の往診のあるホーム」と「家庭的な雰囲気でレクリエーションが活発で、家からは少し離れているホーム」の2軒です。
■ 終末期の母に泊まって付き添いができる老人ホームをすぐに見つけたい
ご対象者様は90代の女性。病院から退院を迫られており、今すぐ入れるホームをお探しです。末梢点滴による栄養補給で終末期にあるため、家族は医療対応が万全で、相談者の娘様が通いやすいホームを切望していました。相談員は、ターミナルケアが可能な24時間看護スタッフ常勤のホームを選定し、5日後には実際にご入居されました。
■ 床ずれと在宅酸素療法により、老人ホームからの受け入れ拒否
80代のお母様は、肺の病気で入院。その後は在宅酸素が必要になりました。住んでいた特養に戻ることは難しく、遠方に住む次女様は、自力でホームをお探し中でした。しかし、医療依存度の高い人でも入れるホーム探しは難しく、老人ホームから断られてしまったとのこと。自分で探してうまくいかないときは、老人ホーム選びの専門家にご相談ください。
対象者様は、90代女性で独居。元気に暮らしていらっしゃいましたが、自宅で転倒。骨折をしてしまいました。現在入院中ですが、病院からは治療後の早期退院を迫られています。唯一の肉親である姪御様は義父母を多重介護中で、対象様の在宅介護はとても無理です。退院までに老人ホームの入居先を決めなければなりません。事情を情をうかがった相談員は、「明日、老人ホーム見学に行きましょう」とご提案。ご家庭が大変な状況にあるからこそ、決断を急ぐ必要があったからです。手元には、すでに病院のソーシャルワーカー様から得た情報をもとに選定したホーム候補がありました。その中からさらに2軒をピックアップし、翌日にホーム見学へ向かいました。