以前、デイサービスや訪問介護に携わっていた際、ご家族様から「そろそろ在宅も厳しいから老人ホームに移りたい」とご相談をいただく事がありました。私自身は「要介護でも在宅で生活できる社会環境を広めていきたい」という思いがありましたが、在宅介護で発生するご家族様のトラブルや疲弊をたくさん目の当たりにしたことで、在宅だけが幸せではないと考えるようになりました。

「老人ホームに入居して、ご本人様とご家族様に適度な距離感ができることで、良好な関係に戻る」

在宅でなくてもこのような幸せな家族関係、老後を築ける家族がたくさんある事を実感。介護福祉士やケアマネジャーの資格取得で得た社会資源や制度の知識、実務での経験をもとに、在宅介護でつらい思いをされている方の助けになりたい、との思いから入社を決めました。

過去の相談事例と同じような内容だとしても、目の前の相談に対して先入観を持たず、しっかりとヒアリングすることを心掛けています。ご本人様やご家族様が置かれている状況はさまざまです。状況を正確に認識し、ベストな選択ができるようにしたいと思います。

お困りごとを解決した時に、ご依頼者様から「ありがとう」と声を掛けていただいたときは最高にうれしいですね。ご本人様やご家族様だけでなく、ケアマネジャー様や医療ソーシャルワーカー様など、関わっている方は多くいらっしゃいます。

「インターネットで簡単に探せると思っていたけど、無理でした。途中何度も心が折れそうになったけど、平田さんがサポートしてくれたので何とかがんばることができました」とおっしゃっていただいたときは、やりがいを感じた瞬間でした。

あいらいふ入居相談室は、「入居」という結果だけでなく、対面相談や見学同行など「入居までのプロセス」も評価する会社です。関係する方々のお困りごとが早く解決するように努力したいと思います。