自宅で仕事をしながら認知症のお母様を介護している息子様。親思いですが、リゾート地を希望したり、本人判断を求める見学同行を要望したりと、認知症の性質を考えると、その孝心はピントが外れ気味。強行した同行見学後のお母様は、認知症の症状が悪化してしまいます。現在は孤独感から生じる不安を軽減できる多床室施設で、見守られながら落ち着いて暮らしています。
入居の相談事例 >『トイレ』の事例一覧
「トイレ」の事例紹介。あいらいふ入居相談室は有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど介護施設をご紹介。ご家族に寄り添い、公平中立・客観的な視点で比較し、探し選び、複数の老人ホームを専門相談員が一緒に見学同行し、アドバイスいたします。
■ 骨折で入院。治療は順調に進み2週間後には退院。しかし、重い認知症があり自宅には戻れず行くところがない!?
次男様夫婦と同居の90代の女性が骨折で入院。治療は順調に進み、2週間後に退院となりました。しかし、入院前から認知症が急速に進行。自宅に戻ることが困難なため、老人ホームへの入居を検討しています。
■ 認知症が進行しトイレでの失敗が増え、現在住んでいるサービス付き高齢者向け住宅から退去を勧告!
サ高住にお住いの80代の女性。認知症が進行し、トイレが思うようにできなくなり、施設から「すぐにでも退去を」と勧告されます。入居可能なホームを提案しましたが、入居審査の段階で感染症が判明し、ふりだしに戻ってしまいました。
■ 母の認知症と拒食、介護拒否がひどくて、もはや在宅介護は無理!?
ご対象者様は90代の女性。同じ建物に息子様ご夫婦も住んでおり、お母様を在宅で介護していましたが、認知症が悪化。食事を作っても拒み、お菓子しか食べず、介護拒否が強くなり、どうにもならない状態です。
対象者のお父様は80代。認知症で夫婦2人暮らしの老老介護です。お母様の介護疲れを心配した娘様から施設入居も視野に、あいらいふ入居相談室に連絡が入りました。ところが当のご本人、お母様は施設入居には断固反対のご様子です。そのうちにご主人様が圧迫骨折により入院することになり、娘様をはじめ周囲は在宅介護の限界を感じ、退院後の施設入居で固まります。お母様は入院によりお父様がご不在となり、介護の喪失感からか、虚脱状態となり施設見学にも来ません。入居先が決まり、相談員が真っ先に案じたのは、ずっと介護をしてきたお母様の心のケアでした。
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