【インタビュー】
医療法人社団 武蔵野会 TMGあさか医療センター
医療福祉部・係長 社会福祉士 尾熊宏美氏


 高齢者の退院支援に関しては在宅復帰を念頭に、リハビリを行います。入院が長引く患者様の場合は、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟に転院をお願いするケースもありますが、約半数以上の患者様は在宅復帰をされています。

 在宅復帰率が高い理由は、患者様がご自宅に戻られたとき、どういう点が不自由で、何が必要か、退院前にカンファレンスを行うなど、退院支援看護師と病棟看護師がタッグを組み、サポートしているからです。

 

「埼玉県南西部」の中核を担う医療機関として、継続的なサポートをしていく

 

 入院治療が済んだ後も患者様との関係が大切です。今年は医療、介護保険のダブル改定があり、地域包括ケアシステムの構築がさらに進められると思います。

 その人らしい人生を送っていただくためにも、医療と介護の連携をより密にし、継続的なサポートを行うこと。それが、生活の質の向上に直結すると考えています。

 

◆あいらいふ入居相談員の目

「地元」の社会資源情報は、どこにある?


 地域包括支援センターは、2005年度の介護保険改正で設置された公の施設で、全国で支部も含めると7000か所を超えます。地域に根ざすという方針のもと、その役割が市区町村ごとで少しずつ異なり、また、「ケアプラザ」「熟年相談室」など、独自の呼称の場合もあります。意外と知られておらず、国民の2割程度の認知度という調査報告もあります。

 気をつけて見てみると、驚くほど身近にあることに気が付くはずです。

 突然の入退院や自宅への復帰など専門職の方が相談に応じてくれます。地元の社会資源情報が集中しているところなので、今まで以上に活用してみてはいかがでしょう。

※月刊介護情報誌『あいらいふ』2018年3月号

 

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