老人ホームの「ホンネ」100人に聞きました

自宅介護の限界を迎えたら、頼るべきところ。厚生労働省が提唱する「地域包括ケアシステム」では、老人ホームをそう定義づけています。そうした社会を根底から支える老人ホームに、あいらいふ入居相談室がアンケートを実施しました。ホームにおける「ホンネ」をレポートします。
Q1.入居相談者の希望で多いものは?
1位は圧倒的に「認知症ケア」。2位「看取り」。自宅の介護の限界は、「認知症」の症状が重度になることが原因であることが明らかになりました。
国の推計では2025年までに認知症患者が全国で700万人になるといわれています。中・重度の認知症になった場合の老人ホームの利用は、増えていくものと思われます。時代が異なりますから、「親が認知症になったので恥ずかしい」「隠す」という感覚は、持たない方がよいでしょう。
Q2.初回の見学日から入居日までの日数は?
「1か月以内」前後が多いが、中には「7日以内」という方も。独居の場合にその傾向が強まるようです。
あいらいふ入居相談室への初回ご相談から、入居日までの平均は「43.9日」。約2週間で資料請求して絞り込み、家族会議などを経て、見学に出向いている方が多いです。
Q3.ホーム見学をするのに「実はお得な曜日」は?
水曜日か、火曜日という結果になりました。
土日は集中するので、比較的空いている曜日が狙い目です。ゆっくりと、相談できるでしょう。
老人ホームの関係者からは、「認知症が重度化してからではなく、予兆の段階で相談してほしい」という声が聞かれます。しかしながら、これは難しい問題です。本来は、誰だって「自宅がよい」に決まっています。問題を放置すれば、火事や痛ましい事故、オレオレ詐欺などの被害も想定されます。 では、どうすればよいのか? 弊社発刊の『別冊・介護ハンドブック』にまとめていますので、是非お取り寄せのうえ、参考にしてみてください。
「もっと読みたい」方は、フリーダイヤル 0120-007-097 までお申し付けください。