【インタビュー】
独立行政法人 地域医療機能推進機構 東京高輪病院
医療連携・患者支援センター 社会福祉士・介護支援専門員 齋藤誠二氏


 当院では、退院後に看護師が患者宅を訪問する「みなし訪問看護」を行っています。これはとても重要な役割です。入院中の様子は把握できますが、退院後はケアマネジャーからの情報提供を受ける以外はわかりません。それでは、容体急変時に適切な対応ができない場合があります。そこで、当院の看護師がご自宅にうかがうことで、患者様の変化を確認しています。



認知症の場合には、「来院日を忘れてしまう」「薬を紛失する」ケースのサポートが必要


 また、4月から訪問看護ステーションを開設する予定です。外来患者様でも認知症が進むと受診日に来院することができなくなったり、何度もお薬を紛失してしまうなど、こういったケースにはサポートが必要になります。患者様が複数の医療機関を受診している場合、どこの病院が中心となってサポートするかなどの課題はありますが、住民の方がより安心して自宅で暮らし続けられるよう日々、取り組んでいます。


◆あいらいふ入居相談員の目

 気になる、平成30年度「医療・介護」保険の同時改定 医療保険は2年、介護保険は3年に一度の改定を行う仕組みになっています。つまり、同時に改定されるのは6年に1回。平成30年は、その当たり年となります。庶民の暮らしを直撃する話ですが、内容は4月の施行直前まで不透明です。

 不安に思う方も多く、特に高齢者介護を担うご家族からのお問合わせを多くいただきます。

しかしながら、要点はシンプルです。医療と介護がより連携を図り、お住まいの自宅で、介護を続けられるように推進するということです。

※月刊介護情報誌『あいらいふ』2018年1月号

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