もう一度歩きたいを叶えるパワーリハビリ

 相談者の概況

身体を動かすことが大好きな80代のご主人様が、高熱で倒れ、立ち上がることもままならなくなってしまいました。そこで、また元気に歩けるよう、ハーネスを用いて身体を吊り下げ、下肢にかかる荷重量を減少させながら歩行トレーニング行うマシンでのリハビリができる老人ホームへ入居。今では歩くことができるようになりました。

【困っていること】

・高熱が原因でADLが低下。立ち上がることが困難になってしまった。
・妻も高齢なため、夫の面倒を見る介護は難しい。
・倒れる前は運動が趣味。また歩くことができるよう、リハビリに励みたいと希望。

 エピソード詳細

若い頃からスポーツをされていたという80代ご主人様の趣味は、身体を動かすこと。ところが、ある日、高熱による体調不良を訴えて入院してしまいました。床に伏しているうちにADLが低下し、日頃から身体を鍛えられていたにも関わらず、立ち上がることもままならなくなってしまう事態に。奥様も同じ80代、自分より大きなご主人様を介護することは難しいということで、老人ホーム入居を息子様が提案。地域包括支援センターから、あいらいふ相談室にご依頼がありました。

しかしご主人様は、老人ホームへ入居することで、寝たきりの生活に陥ってしまうのではないかと不安そうなご様子。

そこで、その不安を払拭するために、リハビリに定評のある老人ホームをご紹介。見学に赴いた先の機能訓練室で、「これはよい!」と思わず目を丸くされた奥様。そこには、歩行障害のある方を上方からハーネスを用いて身体を吊り下げ、下肢にかかる荷重量を減少させながら歩行トレーニングを行うパワーリハビリのマシンがありました。
パワーリハビリと聞くと、一般的なジムに設置しているマシンを使用すると思われがちですが、通常のリハビリマシンとは異なり、低負荷で運動することができるので、高齢者の方でも無理なく行うことが出来るのがポイントです。
近年、パワーリハビリのマシンを導入している老人ホームは増加傾向にあり、無理なくできるリハビリマシンとして注目されています。今回のご相談内容では、また元気に歩けるようにと希望されていることもあり、自立支援に力を入れている本ホームはまさに条件に合ったホーム。
さっそく、ご主人様にご案内したところ、そのマシンを使うリハビリに大変興味を示されたとのことでしたので、相談員は病院や地域包括支援センターとも連携を取り、その老人ホームに早く入居できるよう段取りを整えました。

ご主人様は毎日のようにそのマシンを利用され、今ではしっかりとした足取りで歩くことができるようになり、奥様もお子様たちも大変喜んでいらっしゃるそうです。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
看護スタッフ24時間常勤の介護付有料老人ホーム理学療法士が常勤し、パワーリハビリテーションのマシンが充実。自立支援に力を入れている。
今回、ご主人が利用したのは、歩行障害のある方を上方からハーネスを用いて身体を吊り下げ、下肢にかかる荷重量を減少させながら歩行トレーニングを行うマシン。

ホーム(2)
自宅近隣エリアにある介護付有料老人ホーム。介護予防運動のできるマシンを設置した機能訓練室があり、様々なアクティビティで介護予防を目指している。

ホーム(3)
少人数でアットホームな雰囲気の介護付有料老人ホーム。生活支援のためのリハビリメニューが豊富で、屋上には散歩も楽しいテラスガーデンがある。

 入居したホーム

自立支援に力を入れ、器具を利用したリハビリが豊富な老人ホーム。

 今回のポイント

・ご本人の「歩きたい」という希望に沿ったリハビリ対応ホームを選択。