職業柄、息子は介護の専門知識があり過ぎて、母の入居先を決められない

【困っていること】

・独居の母を息子の妻が通いで介護していたが、母の身体機能低下が激しい。
・母の認知症も進んできたため、息子がホームへの入居を検討し始めた。
・息子は介護の専門知識があるため、条件が厳しくてホームを決められない。

入居したホーム

新設ホームでケアが手厚い。自立度の高い入居者が多く、明るい雰囲気。

相談者の概況

ご対象者は、90代で独居の女性。お嫁さんが通いでお母様を介護しています。最近、身体機能がひどく低下し、認知症も悪化。ホームへの入居を検討されますが、息子様の選定条件が厳し過ぎて、なかなか話が進みません。

選定ホーム

ホーム(1)
食事に定評があり、24時間看護スタッフ常勤。家からも通いやすい場所にあり、重度の認知症の方を受け入れる体制も整っている。

ホーム(2)
24時間看護スタッフ常勤で、ターミナルケアも整っている。建物はやや古い。家からは比較的近い。

ホーム(3) ※入居ホーム
新設のホームで明るい雰囲気。スタッフの人員体制が厚く、24時間看護スタッフ常勤。自立支援の個別のリハビリも充実。家の近所。

エピソード詳細

お母様は90代。認知症もありますが、近くに住む息子様の妻のサポートを受けながら、どうにかお独りで生活をしていました。しかし、身体機能の低下と認知症の進行が顕著に。そんな折に、息子様からあいらいふ入居相談室にご相談がありました。

息子様は職業柄、介護の専門知識も相当お持ちで、母が入居する老人ホームに関して細かい条件を譲ることができません。11軒選定したところで、全部にダメ出しをされたので「お困りの内容を整理することから始めましょう」と、ご提案しました。

お母様にとって大切なのは、安全に安心して生活ができることと、自立支援に向けた適切なケアが受けられること。さらに息子様が通いやすい場所にあり、医療体制の整ったホームという条件を加え、再選定。ホームには、主介護者が介護に造詣の深い方なので、理論的で納得できるような説明をお願いして、見学に向かいました。

最初の2軒はサービス内容に満足されたものの、重度の認知症の方が多い点で難色を示されたのです。3軒目は、新設で自立度の高いご入居者様も多く、明るい雰囲気のホーム。息子様も、手厚いケアとホームのスタッフの説明を高く評価され、お母様はこちらにご入居されました。

今回のポイント

・独居で自立状態でも年齢や身体状況をみて、入居のタイミングを逃さない。
・ホームへの希望条件が多過ぎる場合、問題の原点に戻って必要事項を整理。
・新設のホームは、比較的自立度の高い人が多い。

鈴木 裕一相談員

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