糖尿病を患いインスリンの治療が必要です。このコロナ禍でも入居できる老人ホームはありますか?

全てに介助が必要で、中心静脈栄養(IVH)の処置も必要

 相談者の概況

ご対象者様は、50代で難病を発症しすでに老人ホームに入居しています。摂食・嚥下が困難になり中心静脈栄養(IVH)が必要になったため、現在の老人ホームでは対応できず転居することに。キーパーソンのお母様が自宅から車で通えて、主治医のいる病院に通院できるエリアで選定しましたが、難病が壁となり難航。エリアを広げて再選定した結果、公立病院と医療提携する老人ホームに入居することができました。

【困っていること】

・50代の男性の難病が進行し一時的に入院。IVHが必要になった。
・入居中の老人ホームはIVHに対応できず、退居しなければならなくなった。
・通院しやすく、かつ、お母様が面会に行きやすい老人ホームを探している。

 エピソード詳細

ご対象者様は50代の男性です。2年前に完治が難しい難病を発症。お母様が自宅で介護できず、老人ホームに入居して治療と療養を続けていました。一般的に老人ホームに入居できるのは65歳以上の方です。しかしながら40~64歳の若い方でも特定疾病の場合は老人ホームに入居して介護サービスを利用できます。特定疾病とは厚生労働省が定める16種類の病気のことで、ご対象者様の難病も特定疾病にあたるため、50代で老人ホームに入居できたというわけです。

最近になってご対象者様は嚥下障害になり一時的に入院。中心静脈栄養(IVH)の処置を行いました。IVHは栄養摂取を行う方法の一つで、胸の周辺にある中心静脈にカテーテルを挿入して栄養輸液を注入します。ところが入居中の老人ホームはIVHに対応できず転居を余儀なくされ、退院までの間に次の老人ホームを探す必要がありました。

選定の第一条件は、医療体制が充実していて難病の受け入れ実績があることです。加えてキーパーソンのお母様の希望は、自宅から車で通いやすく、主治医のいる病院にも近いことが条件でした。希望エリアで医療法人が運営する老人ホームなどに問い合わせましたが、病状を詳しく説明すると、「難病ケアは難しい」「人員不足で通院の同伴ができない」などを理由に断られてしまいました。

そこで、お母様と相談してエリアを広げて再選定することに。その結果、ご対象者様と同じ難病の受け入れ実績があり、公立病院と医療提携している老人ホームが見つかりました。24時間看護スタッフ常勤のためIVHの輸液交換やカテーテルの挿入・除去も問題ないとのこと。お母様はほっと胸をなでおろしていました。主治医のいる病院から離れているため、カルテを移して医療提携している公立病院に通院できることになったのも朗報でした。

ご相談をいただいた当初は難病の知識がなく、自分で情報を集めて病気を理解することから始めました。おかげさまでご対象者様の病状や進行状況、治療法を老人ホーム側にきちんと伝えて意思疎通を図ることができました。また相談を受けて感じたのは、難病の方だから特別ではなく、どんな場合もご対象者様の心身の状況や入居後にどのような生活をしたいかを正確に傾聴することが大切だということです。今回のご対象者様は自力歩行が難しく、リハビリやレクリエーションを受けられませんが、整った医療体制のもとで生活することを願っていましたので、希望を叶えられたと思います。

 選定ホーム

ホーム(1)
医療法人が運営する介護付有料老人ホーム。マシンを利用したリハビリが充実。入居者の価値観を尊重し、生活に望んでいるものを傾聴して実現に尽力している。

ホーム(2)
24時間看護スタッフ常勤の介護付有料老人ホーム。クリニックを併設し医療ニーズの高い方や認知症の重い方も入居可能。

ホーム(3)
24時間看護スタッフ常勤の介護付有料老人ホーム。難病の方の受け入れ実績があり、ターミナルケアにも対応。

ホーム(4)※入居ホーム 
医療強化型の介護付有料老人ホーム。24時間看護スタッフ常勤。公立の総合病院と提携し、難病の方の受け入れが実績ある。医療強化型だが利用料は安価。

 今回のポイント

・一般的に老人ホームに入居できるのは65歳以上の方。
・40歳~64歳の若い方でも、特定疾病の場合は老人ホームに入居が可能。
・難病でも特別なことはなく、どのような暮らしを望んでいるかをきちんと傾聴する。

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