受入れのための条件交渉を相談員がサポート

【困っていること】

・入院がきっかけで認知症が急激に進行。食事ができなくなる。
・点滴による栄養摂取が必須。点滴対応してくれる老人ホームを探したい。
・点滴の量が多く、候補の老人ホームで入居を断られてしまう。

入居したホーム

自宅から通いやすく、量を調整することで点滴対応してくれる老人ホーム。

相談者の概況

対象者は90代男性、相談者は長男。大腿骨の骨折で入院、手術をしたところ、もともと患っていた認知症が急速に悪化。食事を取ることも困難になったため、点滴対応ができる老人ホームを探していました。

選定ホーム

ホーム(1) 
介護付有料老人ホーム。24時間看護スタッフ常勤。作業療法士常勤、非常勤の理学療法士、言語聴覚士を配置し、医療とリハビリに強い。スタッフ配置2:1。

ホーム(2)※入居ホーム
介護付有料老人ホーム。自宅から通いやすいエリアだが料金は割高。スタッフ配置3:1。

エピソード詳細

ご長男家族と同居していたご対象者様はあるとき、自宅で転倒骨折してそのまま救急搬送されました。骨折は治癒したものの入院がきっかけで認知症が急激に進行。食事や家族とコミュニケーションを取ることも難しくなったため、医療ケアに強い老人ホームを探してほしいと、ご相談いただきました。

今回のケースで最初に考えなければいけなかったのは、“点滴対応”です。食事を取れないため、点滴栄養が必須だからです。そこで看護スタッフ常勤の老人ホームを中心に候補をしぼり、そのうちの1件で入居寸前まで話が進みました。ところがいざ面談になると、点滴の回数や量が老人ホームで対応できる限度を超えていることがわかり、入居を断られてしまうことに。

そこで次に候補となった老人ホームとは、健康診断情報をもとに条件のすり合わせを実施。相談員が橋渡し役になり、点滴の一部を経口摂取の薬に切り替えるなど、病院と老人ホームの間で工夫を行ったことで受入れが可能になりました。

無事に受入れ先が決まって安堵の表情を浮かべるご長男様に対し、相談員からは認知症は進行性であること、“食べること”を忘れてしまったご対象者様は今後、経管栄養や胃ろうなど様々な選択をしていかなければいけないであろうことをお伝えし、老人ホーム側にはその際には十分にご家族の相談に応じて欲しいと伝えました。

今回のポイント

・医療内容によっては入居を断られることも。そんなときは相談員が交渉代行。

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