糖尿病を患いインスリンの治療が必要です。このコロナ禍でも入居できる老人ホームはありますか?

入居から5年が経過し、進行性難病のため老人ホームの住み替えが必要に

 相談者の概況

対象者は50代後半の息子。進行性の難病を患い、ホームに入居中。ご両親に相次いで病気が見つかり、息子が今後、医療的金銭的に安心して過ごせるホームへの住み替えを検討していました。

【困っていること】

・50代ながら難病でホームに入居中。将来的な医療ケアが不安。
・両親が病気に。将来息子が一人になったときが心配。
・金銭面も含めて長期的に安心できるホームに移りたい。

 エピソード詳細

40代で進行性の難病の多系統萎縮症を患った息子様は、5年前から介護付有料老人ホームへ入居中。しかし病気が進行し、将来的な医療ケアに不安を感じるようになりました。同時にこれまで支えてくれていたご両親が病気となり、金銭面でも負担を感じるように。そこで別のホームへの住み替えを検討されました。

実は5年前の入居時にもご相談をいただいていた息子様。初回入居時は発病後、間もないこともあり、不安が無いように手厚いケアが受けられるホームを選びました。しかし5年が経ち病気との付き合い方にも慣れ、1人でいる気楽さを求めるようになったことなどから、再度のご相談となりました。

とはいえ、息子様の年齢では、高齢者の多い老人ホームでは馴染めない可能性があります。そこでご紹介したのが、過度な干渉のないサービス付き高齢者向け住宅。しかもここは訪問看護と訪問介護の連携による緩和ケアを行っており、ホスピスとして機能している施設でした。

ガン末期や進行性難病の方など、受け入れ施設が限られてしまうこれらの患者に対応するために、ここ数年で増えてきている施設形態です。また、ご入居される息子様はもちろん、ご両親の不安にも寄り添うことができるスタッフがいる、まさに息子様とご両親に最適のホームでした。

見学の後、無事に入居が決まった息子様。
「これで私達も安心して自分の治療に専念できます」とほっとした様子のご両親の姿が印象的でした。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
訪問看護と訪問介護が連携し、緩和ケアが可能なサービス付き高齢者向け住宅。ホスピスとして機能。難病を抱える同年齢の入居者がいる。

 入居したホーム

将来の医療ケアにも対応し、金銭面も安心できるサービス付き高齢者向け住宅

 今回のポイント

・状況に応じて必要になる、老人ホームの住み替え相談にも対応。
・受入れが限られる難病患者にも対応、ホスピスという選択肢も。
・本人だけでなく、家族の配慮ができるホームの共感力。

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