独りが好きだし、趣味の園芸をやめたくない

 相談者の概況

ご対象者様は80代の女性。賃貸マンションで独居ですが、建て替えのため立ち退かなくてはなりません。娘様は遠方に嫁がれ同居は困難。お母様に老人ホームを勧めますが、本人は今の場所を離れたくありません。

【困っていること】

・独居で80代の女性。マンションの建て替えで立ち退きを迫られている。
・認知症で高齢のため、新たに賃貸物件を借りることができない。
・娘は遠方に嫁ぎ、同居は困難。かといって老人ホームに入りたくない。

 エピソード詳細

ご対象者様は独りで暮らしている80代の女性で、認知症で要介護2。お住まいの賃貸マンションが建て替えをするために立ち退きを迫られます。キーパーソンである娘様は遠方に嫁がれ、お母様との同居が困難ということで、地域包括支援センターからご相談の連絡が入りました。

娘様のお話によれば、お母様の認知症は進行しており、物盗られ妄想も。親子の話し合いもままならず、老人ホームを勧めても拒み続けています。そこで、お母様の興味のあることからアプローチすることにしました。

お母様は趣味でいろいろな植物を育てているので、園芸が楽しめる老人ホームを2軒ご提案しました。1軒は新規オープンなので入居者も新参者同士。サークル活動も個人の要望を反映して立ち上げる予定です。もう1軒は少人数で家庭的。家に近い場所なのでお母様もなじめそうです。

結果的に、お母様が選ばれたのは1軒目の老人ホーム。施設長がお母様のお気持ちに理解を示され「家で大切にされている植物をホームの中庭で育てませんか?」と提案してくださったのです。また、お母様はこれまでの独りの生活が気に入っておられたので、すでに人間関係ができているホームより、新規ホームの方がなじめそうです。今では自宅さながらの生活を楽しまれています。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
新規オープンの介護付有料老人ホーム。自分の趣味嗜好を活かせる環境が整っている。認知症ケアに注力。自宅からタクシーで1000円程度の距離。

ホーム(2)
小規模で家庭的な雰囲気の介護付有料老人ホーム。レクリエーションが豊富で外出の機会も多く、ホーム全体に活気がある。家に近いため土地勘がある。

 入居したホーム

新規オープンで入居者も新しい人ばかり。趣味も楽しめる環境にある。

 今回のポイント

・入居拒否が強い場合、興味からアプローチする方法もある。
・家族での話し合いが困難な場合、第三者を入れた方が解決できる場合も。
・人見知りの方は、新規オープンの施設の方が人間関係を構築しやすい。

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