隣同士の居室をつなげて夫婦部屋にもできて、1人部屋にもできるコネクティングルーム

 相談者の概況

お父様と2人暮らしの90代のお母様は認知症が進行し、徘徊をするようになりました。近所に住む娘様は老人ホームへの入居が適切と判断し、老人ホーム探しが始まりました。しかし、お父様も介護が必要とわかり、夫婦で入れる老人ホームを探すことになりました。

【困っていること】

・90代のお母様の認知症が進行し、徘徊などの問題行動が頻発。
・お母様のみならず、お父様も介護が必要な状態に。
・夫婦での入居を希望するが、相続の問題を解決している時間がない。

 エピソード詳細

90代のご夫婦は2人暮らし。お母様に認知症がありましたが、近所に住む娘様が時折様子を見に行くことで、何とか暮らしを保っていました。しかし、お母様の認知症が進行。徘徊を繰り返すようになり、老夫婦だけでの生活に限界を感じた娘様は、お母様の老人ホーム入居を決意されました。

ケアマネジャー様から「あいらいふ入居相談室に相談してみたらどうか」とアドバイスを受けた娘様からご連絡をいただき、さっそく選定を開始。いくつかの選定ホームの中から2軒の老人ホームに絞り、見学の日程を段取りました。そして、見学の当日に異変は起こりました。

しっかりしていると思っていたお父様が、移動中に失禁。実はかなり前からADL(日常生活動作)や認知機能が低下していたことが発覚したのです。お父様が元気に振る舞っておられたのは、お母様のお世話をしなければならないという責任感だったのかもしれません。

慌てた娘様は、急遽「夫婦で入居できる老人ホーム」に依頼を変更。しかし、入居時にかかる費用のことや月額利用料などのお金の問題や、ご夫婦が暮らしていた住居の相続の問題など、このタイミングに対処できる時間や体力が娘様にはありませんでした。

それならば、と「緊急性の高いお母様にまず老人ホームに入居していただき、その後落ち着いてからお父様にご入居いただいてはどうでしょうか」と提案しました。実は、娘様が選ばれた老人ホームは全室個室でしたが、隣同士の居室をつなげてコネクティングルームとして利用できる居室がありました。そこならば、2人で過ごしたいときはつなげて夫婦部屋として利用し、ケア内容や生活スタイルが合わなくなった時には1人部屋に戻すこともできます。

数か月後、お父様も無事にこの老人ホームに入居することができて、以前のようにご夫婦での暮らしを再開しました。「ここにはケアスタッフがいるので、大変だった妻の介助がなくなりました。今は妻とゆっくりと話すことができます」と、新しい生活を楽しんでいらっしゃるようでした。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
リーズナブルな介護付有料老人ホーム。地域住民とのコミュニケーションに積極的で、ボランティアサークルを受け入れている。

ホーム(2)
ホーム(1)系列の介護付有料老人ホーム。ホーム(1)と介護内容はほぼ同じだが、駅に近い好立地にあるため利用料は若干高め。

 今回のポイント

・老老介護の場合、介護する側とされる側両者の状態の把握が不可欠。
・老人ホームには、夫婦やきょうだいなど2人で暮らすことができる居室がある。
・身体のケアは老人ホームのプロのスタッフに、心のケアは家族が担うとよい。

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