認知症はいわゆる物忘れとは違う

 相談者の概況

80代のお父様は急激に認知症が進行し、介護の限界を迎えた息子様は老人ホームへの入居を検討しました。地域の方から尊敬されていた父親の変貌に戸惑う息子様でしたが、認知症ケアに精通している老人ホームの施設長と話をすることで、今までの疑問が解けました。信頼できる施設長のいる老人ホームなら安心できると入居を即決しました。

【困っていること】

・お父様の認知症が急激に進んできた。
・家族やヘルパーへの暴言・暴力が激しくなり、介護の限界を感じた。

 エピソード詳細

息子様夫婦と暮らす80代のお父様は、アルツハイマー型認知症を患っていました。お茶のいれ方が一瞬わからなくなったり、同じことを何度も言ったり、気になる症状はありましたが、大きなトラブルもなく比較的落ち着いた暮らしぶりでした。しかし、ここ半年で急激に進行。息子様の奥様にひどい暴言を吐いたり、ヘルパーさんを叩いたりと、非常に暴力的になってきました。

民生委員を長く務めて地域の人からも頼りにされてきたお父様の、急激な変化に困惑する息子様。息子様は仕事があるため日中は息子様の奥様が世話をしていましたが、日に日にやつれていく姿を見て介護の限界を悟ったそうです。息子様はケアマネジャー様に老人ホームへの入居を相談し、あいらいふ入居相談室につながりました。

お父様は認知症のほかに、がんを患っていました。外科的治療は行わず分子標的薬でがん治療を継続していたため、定期的な通院が必要でした。また、ときどき痛みがあるため医療用麻薬による疼痛コントロールも必要でした。老人ホームへの要望を整理すると、①認知症ケアに力を入れている、②がん治療のための定期的な通院が可能なエリア、②医療用麻薬を扱うことができる看護スタッフが常勤、となります。

幸い予算は十分にあったので、病院近くの老人ホームの選定が可能でした。いくつか提案した中で息子様が選ばれたのは、施設長が認知症ケア専門士の有資格者で、専門家並みに認知症の知識がある介護付有料老人ホームでした。施設長は大学院で認知症について深く研究し、介護施設で実践、そして、認知症の勉強会にも積極的に参加するなど日々研鑽を積んでいました。施設長のことはあいらいふ入居相談室でもときどき話題にのぼるほど知識量が豊富で、かつ実践的でもあったため、やはりここを選ばれたか、というのが正直な感想でした。

認知症は、脳の働きが低下して引き起こされるさまざまな症状のことをいいます。何を食べたのか思い出せない、人の名前がでてこない、といった物忘れとは違い、食べた経験そのものが抜け落ちたり、その人の存在そのものが思い出せなくなったりします。

「お父様が暴力的になったのは、もしかしたら、奥様やヘルパーさんが誰だか認識できなかったのかもしれません。知らない人が急に近づいてきたら誰だって驚きますよね。お父様はそれをうまく伝えることができずに暴力的になったのかもしれません。もしかしたらお父様は……」

様々な疑問を投げかける息子様。それに対して事例も交えて的確に答えてくれる施設長。感激した息子様は、その場でこの老人ホームへの入居を決めました。

 選定ホーム

ホーム(1)
医療法人が運営する介護付有料老人ホーム。医療的な安心感がありケアの質も高い。個別リハビリ集団リハビリなどが充実。

ホーム(2)※入居ホーム
認知症ケアに定評がある介護付有料老人ホーム。グループホームを複数運営し、レクリエーションが盛ん。駅近の好アクセス。

 今回のポイント

・認知症による暴言や暴力があっても老人ホームに入居することができる。
・認知症ケア専門士の資格は、認知症ケアのレベルの一つの目安になる。

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