身元保証会社を利用して老人ホーム入居へ

 相談者の概況

ご対象様は、独居で身寄りのない80代女性。認知症状で被害妄想が出始め、隣人とのトラブルが発生しています。見かねたケアマネジャー様が老人ホームへの入居が最適と、身元保証会社様を紹介して、老人ホームへの入居を勧めますが、認知症の進行が激しく、施設見学の段階で膠着しています。

【困っていること】

・認知症による物忘れと被害妄想が激しい80代の独居女性。
・最後は自分が生まれ育った町で暮らしたい。
・心の拠り所である、長年飼っている猫との同居を希望。

 エピソード詳細

80代の独居で身寄りのない女性。愛猫と一緒に暮らしています。最近は認知症が進み、物忘れがひどくなった上、近所の人の生活音に過敏になり、被害妄想から大声で苦情を言ったりするようになりました。問題行動が多くなってきたことを、担当するケアマネジャー様が聞きつけ、「この先が心配」と、身元保証会社を利用しての老人ホーム入居を促しました。

女性も日々の生活に不安を感じていたようで、その提案に深くうなずき、老人ホームを探すことになりました。しかし、認知症は日を追うごとに進んでいるようで、老人ホームの見学を設定しても「聞いていない」「そんなことは頼んでいない」と言い出す始末。「施設側からも受け入れを拒否された」と身元保証会社から連絡を受けたケアマネジャー様は危機感を感じ、あいらいふ入居相談室にご相談くださいました。

女性は「自分の生まれ育った町で、猫と一緒に暮らしたい」と、希望。あいらいふ入居相談室が、認知症ケア、看取りなど女性に必要な条件を満たし、受け入れ可能な施設をピックアップすると、ケアマネジャー様が「見学に同伴します」と申し出てくださいました。

見学当日、やはり、「その約束は知らない」「ここには住みたくない」などと言い始めましたが、ケアマネジャー様や身元保証会社、老人ホーム側の地道なご説得もあり、最終的に「猫と一緒なら」と、入居が決定しました。入居後は適切な認知症ケアを受けながら、愛猫との暮らしを満喫されているとのことです。

 選定ホーム

ホーム(1)
24時間スタッフ常勤のサービス付き高齢者向け住宅。自立型・介護型の居室があり、海や公園に近く館内もリゾート感に溢れている。

ホーム(2)
有名マンションデベロッパーが手がけ、住設備のクオリティが高い、サービス付き高齢者向け住宅。四季折々の豊かな食事の他、料理人を招いたイベント食を開催。

ホーム(3)
24時間スタッフ常勤のサービス付き高齢者向け住宅。生活サポートの他、介護・医療連携も充実し、看取りまで対応しており安心。

ホーム(4)※入居ホーム
介護付有料老人ホーム。きめ細かなケアプランによる認知症ケアに取り組んでおり、多彩なメニューや有機野菜のサラダバーなど食の楽しみも充実。

 今回のポイント

・将来を見据え、医療ケアや看取りも考慮した施設の体制を要チェック。
・進行する認知症状において、ケアマネジャー等関係各所との連携が重要。