抜去、不穏で次は精神病院?

【困っていること】

・認知症の父が誤嚥性肺炎で入院。経鼻経管栄養になり転院。
・経管栄養のチューブを引き抜いてしまう。
・看護師も手に負えなくなり、精神病院に移るしかないといわれている。

入居したホーム

嚥下機能訓練を実施。食事がおいしいと評判。レクリエーションも充実。

相談者の概況

ご対象者様は70代の男性で認知症。誤嚥性肺炎になり入院。ほぼ寝たきりで経鼻経管栄養になり転院。経管栄養チューブを自分で引き抜いてしまったり、精神面が不安定で眠れない状態。精神病院への転院を促されています。

選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
胃ろうから経口摂取になった実績もあり、リハビリに力を入れている。父の趣味に合ったレクリエーションやイベントも豊富。

エピソード詳細

ご対象者様は70代で認知症の男性。娘様ご家族と同居でしたが誤嚥性肺炎で入院。鼻腔から消化器に管を通して栄養を摂る「経鼻経管栄養」に。食べることが大好きなお父様は年中、管を外し、夜もあまり寝ません。認知症も進み、ネガティブな発言が増え、退院を促されていました。

早く転院先を見つける必要があるため、看護師長から「経鼻経管栄養の方でも入れるホームはありますか?」とご相談がありました。今の状態では精神病院しかないというのです。すぐに娘様とお会いし、お父様の身体状態とご趣味などをうかがいました。お父様と似たケースで受け入れ実績のあるホームを知っていたので、まずそちらをご提案。お父様の好きな相撲観戦のレクリエーションがある点も選定のポイントでした。

後日、そのホームに娘様をご案内したところ、施設長からこんな一言が。「うちは訪問歯科の先生と連携して嚥下機能訓練も行っており、食事もおいしいので口から食べられるように頑張りましょう。食事を口から召し上がることで、精神面でも安定することもありますよ」と。この瞬間、娘様の曇った顔がパッと明るくなりました。その日のうちにご入居を決断。お父様も無事、入居されて今では穏やかな毎日を送られています。

今回のポイント

・相談員は医療依存度が高い場合でも的確な提案ができる。
・ホームの雰囲気や趣味など本人との相性もふまえて検討するのがよい。
・入居が難しいと思われても、相談員に率直に話した方が解決も早い。
・相談員は各ホームの実績も把握しているので困難な事例の対応も可。

塚田 恵鯉子 相談員

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