昭和映画で認知症予防

 相談者の概況

お父様は、認知症で80代。奥様と2人暮らしです。お父様の認知症が進行し老人ホームへ入居しました。今はシアタールームで「洋画」を楽しむなどして、認知症の症状も落ち着いているとのこと。

【困っていること】

・父は認知症、母も要介護1で老老介護。息子は離れた所に住んでいる。
・認知症の進んだ父は、外に出ると居場所がわからなくなり、家に帰れない。
・父の母に対する八つ当たりも強く、母も精神的に耐えられなくなってきた。

 エピソード詳細

お父様は80代で、奥様と同居。息子様は定期的に帰省して、ご両親をサポートしていました。最近は、お父様の認知症が進行。外出先から自宅に戻れなくなったり、お母様に八つ当たりをしたりする日々が続いています。そんなご両親の先行きを懸念した息子様から、あいらいふ入居相談室に連絡が入ったのです。

息子様と面談し、まずは「認知症ケア」と「お母様が通いやすいエリア」を軸に選定。お父様は海外駐在のご経験もあり、語学が堪能です。独りの時間も英字新聞を愛読し、楽しまれていました。息子様の「父は、駐在地で熱心に映画を見ていた」とのお話しも考慮し、英語圏に留学経験のあるホーム長がいるホームも候補に追加。息子様と見学に出かけました。

3軒を見学した後、「英語にふれ合うことができる」ホームがお父様に最適ではないかということで、お母様をお連れして再見学。お母様も「ここなら楽しんで暮らせそう」と太鼓判。結果的にこちらのホームを選ばれました。

当初は入居を渋っていたお父様も、今ではホームになじみ、認知症の症状も落ち着いているとのこと。ご家族を招いて、シアタールームで「洋画」を楽しむなど、充実した毎日をお過ごしだそうです。

 選定ホーム

ホーム(1)
介護付有料老人ホーム。機能訓練士が常勤で、リハビリに力を入れている。認知症の受入実績が豊富で、きめ細やかなケア。

ホーム(2)
介護付有料老人ホーム。居室数が30床程度で家庭的な雰囲気。イベントも充実しており、入居者に寄り添ったケアが特徴。

ホーム(3) ※入居ホーム
サービス付き高齢者向け住宅。ケアスタッフの人員体制が手厚い。英語が達者なスタッフがいる。シアタールームなどの設備も充実。

 入居したホーム

シアタールームなどの設備が充実。流ちょうに英語を話すスタッフがいる。

 今回のポイント

・本人のライフスタイルに合ったホームを選ぶことが大切。
・老老介護の場合、将来的なこともふまえ、最適なホームを選定。
・自宅に近い生活を望む場合、サービス付き高齢者向け住宅はおすすめ。

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