退院後の生活に不安を覚えて老人ホームの入居を検討
相談者の概況
相談者はソーシャルワーカー。対象者は70代男性で息子と2人暮らし。脳梗塞で倒れ、日中自宅で1人になることに不安を感じてホームを検討しました。以前までの介護度は要支援2でしたが、要介護認定の区分変更をしていて要介護1になったばかりです。
【困っていること】
・金額を安く抑えたい。
・キーパーソンは運転できない。交通機関で通いたい。
・退院期日が迫っている。
エピソード詳細
70代のご対象者様は息子様と2人暮らしでしたが、ある時脳梗塞で倒れて緊急入院になってしまいました。その後、回復期病院に転院。リハビリの結果、麻痺などは残りませんでしたが、息子様の仕事中は自宅で1人きり。退院後の生活に不安を覚えてホームの入居を検討しました。
ソーシャルワーカーから連絡を受けて訪問すると、「退院日が迫っているため、急いで探してほしい」とのこと。さらにご予算に限りがあり、キーパーソンである息子様が運転免許証を持っていないことから公共交通機関で通えるホームをご希望でした。
さっそくご提案し、見学同行した中の1つは、駅から徒歩3~4分でホームの雰囲気が良く、ご本人様、息子様とも「ここがいい」と意見が一致しました。
今回、ホームの入居条件は「要介護以上」であることと、「身体的に自立し、身の回りのことができること」。どちらの条件にも満たしていたため、息子様のご要望にあったホームを選定することができました。
選定ホーム
ホーム① ※入居ホーム
サービス付き高齢者住宅。駅近で交通の便が良い。入居要件は要介護以上で身の回りのことが自分でできること。
ホーム②
サービス付き高齢者住宅。最寄り駅からバスを利用。
入居したホーム
最寄り駅からすぐ近く。キーパーソンが公共交通機関で通いやすいホーム
今回のポイント
・施設によって異なる「入居条件」。プロの相談で間違いのないホーム選びを。
・入居条件は「年齢」「介護度」「保証人」など。条件の確認を忘れずに。