家族が自己破産寸前で年金頼み、予算が厳しくても入れるホームはある?

【困っていること】

・家庭の都合で、年金だけで入居できる老人ホームを探したい。
・若いころから精神疾患の持病があり、不穏行動が現れることも。
・家族との関係性が複雑で、一緒にいることが互いの負担になっている。

入居したホーム

自宅からは新幹線が必要な距離。しかし、予算内で入居できるホーム。

相談者の概況

80代のお父様は、息子様夫妻と同居中です。家庭の都合で費用の捻出が難しい中で、お父様は持病の精神疾患が悪化。自宅介護は限界に達したということで、地域包括支援センター経由でご相談が入りました。

選定ホーム

ホーム(1) ※入居ホーム
自宅から新幹線で数時間の距離。低価格で年金内での入居が可能。条件に合致する身体状況ならば、通院時に付き添いをしてくれる。

エピソード詳細

80代のお父様は精神疾患で入院歴があり、息子様ご夫婦と同居していました。家庭内の事情で収入がほとんどない状態となり、その頃から症状が悪化。バスの中で不穏行動をとっていたところを警察に保護され、地域包括支援センターの一時預かり(緊急ショートステイ)となりました。

地域包括支援センターのご担当者様経由で、あいらいふ入居相談室にお電話があり、ご自宅へ。息子様からは、「父の10万円前後の年金範囲内で入居できる老人ホームを探してほしい」と強く要望されました。

金銭的にひっ迫していたため、予算を最優先にホームを選定。結果、遠方ですが年金内で入居できるホームを見つけたのです。

ホーム長との交渉時に、将来は生活保護も視野に入れていることを率直に打ち明けると、「入居後に財産整理が済んで住民票等も移した後は、役所の手続きをサポートする」とご理解をいただけました。

結果的に生活保護を受けることはできませんでした。しかし、入居後にご様子をうかがうと「不穏行動も治まって、和やかに暮らしている」とうれしい報告が。ご家族との同居がお父様の不穏行動の原因の1つで、距離のあることで精神面に落ち着きを取り戻すことができたようです。

今回のポイント

・予算が厳しくても、まずは1度ご相談を!具体的な解決策を引き出します。
・できるかできないかは別として、生活保護の相談にも応じる。
・高齢期に住み慣れた家や家族と離れて暮らすこと=不幸ではない。

阿部 琢也相談員

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