父が入院していた病院で新型コロナウイルスの感染者が見つかり、老人ホームの入居手続きが止まってしまいました

特養への入居要件は原則要介護3以上の重い方で、入居待ちが発生

 相談者の概況

要介護2で80代のお母様は、認知症が進行してトイレ介助が必要になりました。現在暮らしているサービス付き高齢者向け住宅では対応が難しく、退居を要請されています。娘様は特別養護老人ホームへの入居を希望しますが、入居待ちが発生している状況です。お母様や娘様のことを思えば1日でも早く安定した終の棲家を探すべきだと説得し、認知症介護が可能なサービス付き高齢者向け住宅への入居が決まりました。

【困っていること】

・80代のお母様は、認知症が進行してトイレ介助が必要。
・現在住んでいるサービス付き高齢者向け住宅はトイレ介助の対応が難しい。
・退去を要請されているので、特別養護老人ホームへ転居したいと考えている。

 エピソード詳細

80代のお母様は、以前あいらいふ入居相談室がご紹介したサービス付き高齢者向け住宅で暮らしていました。最近になって認知症が進行し、トイレの場所への誘導や着脱衣の介助が必要になりました。

サービス付き高齢者向け住宅の基本サービスは、生活相談と安否確認です。最近では、デイサービスや居宅支援事業所、訪問介護事業所などを併設することにより「終身的な」介護サービスを提供する事業者も登場しています。しかし、現住宅ではトイレの対応が難しいため退居要請を受けました。同時期にお母様は持病が悪化して手術することになり、このままでは退院後に戻る住まいがなくなるかもしれません。

お母様は要介護2。特別養護老人ホーム(特養)への入居条件は要介護3以上が原則です。キーパーソンの娘様は要介護3への区分変更(※)を待って、娘様宅に近く、費用が年金の範囲内で収まる特養への入居を希望されました。しかしながら区分変更は未定であり、たとえ要介護3になっても特養は入居待ちが発生している状況です。お母様の行き先が決まらないと共働きの娘様夫婦が引き取ることになり、休職を余儀なくされる可能性もあります。

※要介護度の区分変更申請
要介護認定期間内の更新時期を待たずに、心身の状態に変化があった場合は、区分変更申請をすることができます。申請が認められた場合、新しい要介護認定を受けることができます。

老人ホームを選ぶ上で費用は重要なポイントですが、このままお母様の行き先が決まらない状況では、共倒れになる可能性があります。今後、特養に移り住むことがあったとしても、今の行き先がない状況をなんとかしなくてはいけません。そこで、ケースワーカー様、ケアマネジャー様にご協力いただいて、「娘様の生活も大切です」と、選定した老人ホームへの入居を説得していただきました。

結果、訪問介護事業所と訪問看護事業所を併設し、トイレの誘導や介助も対応するサービス付き高齢者向け住宅への入居が決まりました。この住宅は娘様の自宅から近く、費用は年金の範囲内で賄えるため娘様は安堵したご様子でした。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム 
居室にミニキッチンやトイレがついているサービス付き高齢者向け住宅。訪問介護事業所と訪問看護事業所が併設されている。

 今回のポイント

・あいらいふ入居相談室では老人ホームから老人ホームへの移り住みの入居相談も可能。
・認知症があっても一生涯住むことができるサービス付き高齢者向け住宅はある。
・特別養護老人ホーム(特養)への入居条件は要介護3以上が原則。
・特別養護老人ホームは利用料が低く人気があるため、入居待ちが一般的。

あいらいふ入居相談室は
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