父が入院していた病院で新型コロナウイルスの感染者が見つかり、老人ホームの入居手続きが止まってしまいました

身元保証会社を使って入居

 相談者の概況

統合失調症を抱える70代の男性は、身寄りがなく独居です。最近、服薬や食事が疎かになりがちで、脱水症状で入院。しかし、症状は数日で治まり、病院からは即座に退院を迫られることに。身寄りもなく独居が難しいため「身元保証会社」を利用して老人ホームへの入居を叶えました。

【困っていること】

・独居で身寄りがなく、統合失調症を抱え入院歴がある。
・服薬を忘れがちで、統合失調症の不穏な症状が現れている。
・食事が疎かになり脱水症状で入院するが、早めの退院を促されている。

 エピソード詳細

ご対象者様は統合失調症を抱える要支援2の70代男性。独り暮らしをしていましたが物忘れが出始め、しばしば統合失調症の薬を忘れるようになってしまいました。きちんと服薬していた時には見られなかったお食事忘れをはじめ、生活管理ができなくなり、ある日、脱水症状で入院。そして治療を始めて数日後、症状が治まったため、病院からは退院を迫られることになってしまいました。

過去には統合失調症による暴力行為などの不穏症状で入院歴がある男性。再び服薬管理ができなくなる可能性もあります。一人きりの部屋へ戻すことは危ない、と考えた医療ソーシャルワーカー様は、老人ホームへの入居が適切と考え、あいらいふ相談室にご相談くださいました。
すぐにでも退院しなければならないため、即入居できるホームが第一条件。さらに、統合失調症の特性やご本人の意思を尊重し、今までの生活環境を極力変えない方向で検討しました。自宅から近く、買い物等で普段からご利用だったエリアで、個浴のある老人ホーム。

精神疾患をお持ちで身内もいらっしゃらないため、受け入れに慎重なホームも多い中、あいらいふ相談室とつながりの深い施設長様が、迎え入れてくださることに。
早速「身元保証会社」を利用して条件を整え、退院日に合わせたスピーディな入居を実現することができました。
施設長様のお話では、入居後は服薬管理がきちんとなされ、統合失調症の症状はかなり落ち着かれているとのこと。他の入居者様とも仲良くなり、毎日イキイキと過ごされているそうです。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
看護スタッフ日中常勤の介護付有料老人ホーム。自宅からも近く、外出レクにも利用される大型ショッピングセンターが徒歩圏内。

ホーム(2)
理学療法士常勤の介護付有料老人ホーム。レトロモダンで高級感のあるつくり。自宅から近く、季節のイベントやレクも豊富。

 入居したホーム

要支援の受け入れも多い、レクリエーションが充実した老人ホーム。

 今回のポイント

・身寄りがなかったため身元保証会社を利用し、スムーズな入居を実現。
・老人ホーム入居により服薬管理がなされ、統合失調症の症状が安定。