老人ホーム探しは自力では難しい?

 相談者の概況

80代の独居男性が大腿骨を骨折して入院。入院生活でADLが落ち認知症も重くなったため、ご家族様は老人ホームへの入居を希望します。しかし、自分達で探すものの見つけることができず、そうこうしているうちに退院予定日は5日後に迫ります。急遽あいらいふ入居相談室が受入れ先を手配し、即入居していただくことができました。

【困っていること】

・骨折で入院。身体が弱り、認知症もあるため独居生活に戻るのは無理。
・家族が自分たちで老人ホームを探すも、空きはあるがすぐには入れないと言われた。
・退院予定日が迫る中、病院から「延長はできない」との勧告が。

 エピソード詳細

アルツハイマー型認知症を患っている80代の独居男性が、自宅で転倒し大腿骨を骨折。治療は順調に進み、2週間後に退院が予定されましたが、入院中にADLが著しく低下し、認知症も重くなったことから、独り暮らしの生活には戻れなくなってしまいました。

少し離れた場所に住んでいる妹様とその息子様は、自分たちの家の近くの老人ホームに男性を呼び寄せることを決意。自分たちで老人ホームを探すことにしました。しかし、予算やケア内容など、条件の合いそうな老人ホームはいくつか見つかるのですが、「審査や手続き、受入れ準備などに3、4週間はかかります」とのことで、断念せざるを得ませんでした。

そうこうしているうちに、退院予定日まで残すところあと5日に。病院から「延長は難しい」と言われる中、病院の医療ソーシャルワーカー様からあいらいふ入居相談室を紹介され、ご連絡をいただきました。

開口一番、「明日にでも入居できる老人ホームはありませんか?」と、相当焦っているご様子です。

さっそく、ご要望の整理を始めました。「すぐに」「予算」「場所」だけでなく、「トイレや食事を自分でできるようにするためのリハビリ」や「不穏な状態をやわらげる本人に寄り添った認知症ケア」を加えて選定を開始。数時間後には、馴染みの施設長様がいる1軒の老人ホームと具体的な話をすることができました。

あいらいふ入居相談室では、提携している老人ホームの空室情報だけでなく、リハビリや認知症ケア、医療対応、レクリエーション、食事形態など、その老人ホームの特徴を把握し、常に情報を更新しています。

今回の場合ではこれらに加えて、「急ぎ案件に対応できるか?」ということも考慮しました。条件の整ったこの老人ホームの施設長様が、常日頃からコミュニケーションが取れている「馴染み」だったこともスムーズ入居にいたった要因です。また、老人ホーム入居における診療情報提供書や看護サマリーなどの提出書類を、病院がすぐに用意してくれたこともポイントでした。

さすがに5日では難しく、1週間程度かかりましたが、無事に入居できました。急ぎ案件ということで1軒のみのご紹介になってしまいましたが、幸いにもご本人様と老人ホームの相性はよく、妹様も一安心。「まさか本当にこんなに早く入居できるとは思わなかった」とびっくりされていました。

今回のような時間のないご紹介は、あくまでもイレギュラーな案件です。ご本人様、ご家族様はもとより、病院、老人ホームのご理解とご協力が必要です。あいらいふ入居相談室では、このような急ぎ案件にも全力で対応いたします。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
小規模でユニットケア導入の介護付有料老人ホーム。自立を目指すリハビリの提供や、回想療法などの認知症ケアに力を入れている。

 入居したホーム

理学療法士と作業療法士による、パーソナルケアが充実している。

 今回のポイント

・あいらいふ入居相談室では、老人ホームの空室情報などを常に更新している。
・施設長と日常的にコミュニケーションが取れているため、話が早い。
・本人、家族、病院、老人ホームなど関係各所の協力が得られた。