退院まで残り1週間
相談者の概況
92歳のお母様は、腰椎圧迫骨折で入院中。入院前は息子様ご夫婦と同居していましたが、今後の介護に自信がない息子様は老人ホームへの入居を希望されました。退院までは、あと1週間と、時間と心に余裕がありません。ご高齢の場合、入院したら退院後のことを考えて早めに専門家にご相談ください。
【困っていること】
・92歳の要介護1の母親が圧迫骨折で入院。1週間後に退院が迫っている。
・息子様夫婦が同居して介護していたが、母親の年齢的にも自宅介護が限界。
・老人ホームに対しての知識が乏しく、初めての老人ホーム選びに自信がない。
エピソード詳細
92歳のお母様は、圧迫骨折で入院中。あと1週間で退院という段階で、病院のソーシャルワーカー様を通じて、あいらいふ入居相談室にご相談がありました。入院前は、息子様ご夫妻と同居をされていたのですが、する側・される側ともに高齢で、自宅での介護は限界に。退院後、すぐに老人ホームへの入居を希望されていました。
退院が1週間後ということもあり、素早い対応が必要でした。あいらいふ情報センターと連携し、まずは条件に合う2か所を選定し、お電話の翌日に息子様と面談。次の日に1軒を見学する強行軍でした。
見学したホームは自宅から近距離で、親類も周りに住んでいるという、好立地。また、かかりつけ医が協力医療機関ということで、安心感もあったようです。息子様からも「ここでお願いします」と即日ご回答をいただきました。ホームの対応も敏速で、4日後にはお母様と面談。退院当日のご入居となったのです。
スピード入居の成功例ではありますが、本来、潜在的な希望を満たすためには、時間をかけたヒアリングが必要です。せめてご相談から入居までに2週間は欲しいもの。入居を検討している場合、早い時期に検討し、専門家にご相談することをおすすめします。
選定ホーム
ホーム(1) ※入居ホーム
介護付有料老人ホーム。1週間後の入居が可能。自宅から近距離で、親類も周りに多い。お母様のかかりつけの病院が協力医療機関。
ホーム(2)
介護付有料老人ホーム。自宅から近く、急ぎの入居に理解を示してくれた。
入居したホーム
かかりつけの病院が、協力医療機関。自宅から通いやすい場所にある。
今回のポイント
・ご高齢の場合、入院したら退院後のことを考えて早めに専門家に相談を。
・これまで蓄積してきたデータがあるので、条件に合うホームの選択が速い。
・あいらいふなら、短期間でも納得いくホーム選びがお手伝いできる。
・潜在的なニーズを発見するためにも、早めのご相談が望ましい。