妻の退院後、老老介護で自宅生活は困難、でも、夫は妻の入居を認めない

【困っていること】

・妻が骨折で入院。すぐに退院が決まり、ホームを検討するも夫が認めない。
・夫はパーキンソン病で自宅介護。妻の介護をできる状態ではない。
・夫は医療ソーシャルワーカーの説得を拒否するも、妻の退院期限は目前。

入居したホーム

レクリエーションが充実していることが特徴、費用は予算内で家から近い。

相談者の概況

80代の奥様は、骨折で入院後、早急に退院が決定。旦那様はパーキンソン病で要介護状態です。奥様の自宅復帰は難しいので、老人ホームを検討しますが、旦那様は猛反対。奥様は退院後の行き先を探すこともできません。

選定ホーム

ホーム(1) ※入居ホーム
レクが充実しており、自宅さながらの生活ができる。家の近くにあり、訪問するにも便利。費用は予算内。

ホーム(2)
自然豊かな環境にあり、機能訓練が充実している。家から離れた場所にあるが、費用は手頃。

ホーム(3)
提携先の病院に付き添いと送迎のサービスがある。自宅から近いものの、入居金が高い。

エピソード詳細

パーキンソン病の旦那様と2人暮らしの奥様は、転倒骨折で入院。日中はヘルパーが旦那様を介護していました。奥様の退院日が決まり、自宅復帰は難しいとみた病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)様は、老人ホームへの入居を勧めます。しかし、旦那様は猛反対。MSW様からケアマネジャー(CM)様を介し、あいらいふ入居相談室にご相談がありました。

すぐにCM様と共にご自宅を訪ねましたが、何を話しても旦那様は奥様のホーム入居を拒否したため、その日は速やかに退散。翌日、翌々日とご連絡をしたものの、旦那様は電話に出てくれません。退院日が迫る中、このままでは奥様はもとより旦那様も不幸になると思い、無理を承知でご自宅へ再度訪問をしました。どうにか頼み込んで、旦那様にお時間をいただきました。

そこで「奥様を大切に想うお気持ちはよくわかります。でも、奥様がご自宅に戻られたとき、また骨折する危険性があります」とお伝えすると、旦那様は渋々納得。後日、介護タクシーを手配し、選定した3軒のホームにご案内しました。

見学後には、旦那様も奥様の入居に理解を示されました。退院期限前にご入居も決まり、今では介護タクシーで奥様に会いに行かれています。

今回のポイント

・緊急性の高い入居は、相談員を介すと見学から入居までの手続きも早い。
・老老介護で妻の入居に夫が反対の場合、夫のプライドを傷つけないように。

澤畑 夏子相談員

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