現在は自立した生活スタイルを維持したいが

 相談者の概況

お父様は、80代で独居。本人にガンが見つかり、娘様が治療を継続しながら入居できる老人ホームを探していました。以前、亡くなられた奥様の入居を担当したことがあり、改めて娘様が当室にご相談くださったのです。 「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」を検討していた娘様ですが、このケースでは相談員は「介護付有料老人ホーム」をお勧めしました。

【困っていること】

・お父様にガンが発覚、通院治療しながら入居できるホームを探したい。
・ネットで検索や問い合わせをしても、資料が届くだけで相談はできない。
・娘様は遠方に住んでいるため、父の通院にかかる負担も気にしている。

 エピソード詳細

80代のお父様は、独り暮らしに不安を覚えたため、「老人ホームから、ガン治療のため通院したい」とご希望でした。遠方に嫁いだ娘様がホーム探しをはじめたものの、ネットではただ資料を送ってくるだけで、不安は募るばかり。

実はご対象者様ご家族とは、数年前に奥様の件でご縁がありました。無事にホームが決まって引っ越しというそのときに、奥様は他界。ご入居はかないませんでしたが、当時のことを覚えていた娘様から数年ぶりにあいらいふ入居相談室にご連絡をいただいたのでした。

元気なお父様の姿から、娘様は「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」を検討しているご様子。それを聞いたときに、「ちょっとお待ちください」と言わざるを得ませんでした。現在は自立しているため、その選択でも十分かもしれません。しかし高齢者はいつ状態が大きく変わって介護が必要になるかわからないのです。

そこで、将来的にサ高住から介護付有料老人ホームに移るリスクなどをお話しし、最初から介護付で探すことに。さらに今を楽しむことも考慮し、買い物や外出など自由度の高いホームを選定。生活スタイルを崩すことない入居先をみつけたことで、ご快諾いただくことができました。

 選定ホーム

ホーム(1) ※入居ホーム
協力医療機関への送迎が無料。駅に近く、通院も便利。スーパーが隣接している。スタッフ配置は2.5:1。

ホーム(2)
24時間看護スタッフ常勤。繁華街に近い立地で、近隣には総合病院も多数。スタッフ配置は3:1。

ホーム(3)
看護スタッフ24時間常勤。周辺には病院や学校が多く、にぎやかな雰囲気。通院にはやや不便。スタッフ配置は1.5:1。

 入居したホーム

買い物や外出など生活の自由度が高く、ガン治療の通院に便利なホーム。

 今回のポイント

・相談、対面、見学同行。ここまでやるから一歩踏み込んだご提案ができる。
・「生活スタイルを崩さない」「将来に備える」双方を熟考してから決断を。
・ネットで簡単に選ぶ場合、落とし穴も。まずは専門家に相談してみては?

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