夫は妻と一緒にホームへ入居したい。妻は拒み続けるが、独居生活は不安

【困っていること】

・老老介護の限界が近い。子どもは、それぞれ離れた場所で暮らしている。
・夫は十分なケアを受けながら生活できる老人ホームに、妻と入居したい。
・妻は頑なに入居を拒むが、身体機能が衰え始め独居生活は不安。

入居したホーム

きめ細やかなケアで定評がある。自宅から遠いが、子どもが訪問しやすい。

相談者の概況

80代のご夫婦。老老介護で、旦那様は重度の腰痛のため日常生活にも支障が出始め、奥様とホームに入居することを切望されます。奥様は自宅生活に固執するものの、身体機能が衰え独居となると厳しい状態にありました。

選定ホーム

ホーム(1)
理学療法士、言語聴覚士が常勤で個別リハビリの対応も。食事に定評があり、栄養ケアも重視。費用が手頃で自宅から近い。

ホーム(2)
一人ひとりに寄り添ったケアで定評。機能訓練士によるリハビリが充実。近所だが費用はやや高め。ホーム(5)と運営母体は同じ。

ホーム(3)
家庭的な雰囲気で温かみのあるケアが特徴。24時間看護スタッフ常勤で医療ケアも手厚い。家から近く、費用は予算内。

ホーム(4)
開設1年以内のホームできれい。最新の介護設備を導入し、自立支援にも力を入れている。家から近く、費用も手頃。

ホーム(5) ※入居ホーム
きめ細やかなケアで評判。自然豊かな環境。自宅から遠いが、子どもたちの家から訪問に便利。費用も予算内。

エピソード詳細

80代の旦那様は、持病の腰痛が悪化し自宅での生活が困難に。「早くホームに入りたい」と切望されますが、奥様と一緒に入居することが条件です。しかし、奥様は難色を示したまま。解決の糸口が見つからず、あいらいふ入居相談室にご連絡が入りました。

すぐに老人ホームを4軒選定し、ご自宅へ。奥様も独居では日常生活に支障をきたす状態にあるため、ご夫婦での入居をお勧めしました。ただし、旦那様は夜間も介護が必要ですので、同室では起こされてしまう奥様の負担も考慮し、居室は別々です。

お話を進めると、お子様2人は東西に離れた場所にお住まいだと判明。入居後の訪問を考えて、2人の中間あたりにあるホームが望ましいとお知らせしました。

たまたま選定したホームと同系列で、条件に合致するホームの資料を持っていたので、こちらもご提案。地方のホームは同レベルのサービスが首都圏に比べて割安で受けられるのもメリットです。環境もよいため、最終的にこちらのホームを選ばれました。

実は、お子様たちとの面談当日、私が家の都合で急きょ行けなくなってしまったのです。すぐにご本人様たちに謝罪し、相談員のリーダーが代理を務め、事なきを得たのでした。

今回のポイント

・夫婦での入居の場合、必ずしも同室がよいとは限らない。
・家に近いホームに執着せず、家族が通いやすい場所にあることも大切。
・同系列の高級ホームでも、地方は費用が安くなるため入居しやすい。
・相談室内では情報共有も図っているため、引き継ぎなどの対応もスムーズ。

星野 智子相談員

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