高齢者のリハビリ目的の短期入居

 相談者の概況

ご対象者様は、精神病の悪化による長期入院でADL(日常生活動作)が低下。数か月間集中的にリハビリを受けて機能回復を図り、再び自宅での独居生活に戻りたいと希望します。しかし、老健やリハビリ病院には条件的に入れず、残る選択肢はリハビリに強い老人ホームへの「短期入居」でした。

【困っていること】

・精神科病棟に入院しADLが低下して介護が必要な状態。
・リハビリをしたいが介護認定を受けておらず老健には入れない。
・老人ホームのリハビリを短期集中で受けて自宅に戻りたい。

 エピソード詳細

80代女性のご対象者様は精神疾患が悪化し、精神病院に長期間入院。すると、1人でトイレに行けない状態までADL(日常生活動作)が低下しました。ご対象者様はリハビリに意欲的で、キーパーソンの息子様もお母様の意思を尊重したいとのこと。しかしながら骨の損傷等であればリハビリ病棟に入院できますが、精神病治療によるADLの低下は入院の対象外です。介護認定を申請していないため、リハビリをして在宅復帰を目指す老健にも入所できません。残る選択肢は老人ホームのみとなり、病院のソーシャルワーカー様を経由してご相談を受けました。

老人ホームは終身入居のイメージが強いですが、「リハビリ目的で短期入居できる老人ホームもある」とお伝えしたところ、「ぜひ話を進めてほしい」と前向きな答えをいただきます。そこでリハビリに力を入れている老人ホームを選定。施設長様に状況をご理解いただき、入居できることになりました。決め手は常勤の理学療法士PT)による集団リハビリとグループリハビリに加え、医療保険で訪問マッサージも受けられる充実したリハビリ体制でした。入居当時は寝たきりでしたが、積極的にリハビリに取り組み3か月後には杖歩行ができるまでに回復。オムツを外すことができて、自力でトイレにも行けるようになったと聞いています。

このようにリハビリを基準に老人ホームを選ぶ場合、ご本人の身体状況に合ったリハビリメニューを受けられることが重要です。例えば病気やけがによって損なわれた身体機能を取り戻すには、PTによるリハビリが有効です。脳疾患などでマヒがあり残存する身体機能を使ってやりたいことを実現したい場合は、作業療法士OT)がいる老人ホームが適しています。

今回のように自宅復帰のつなぎとして、リハビリ目的で老人ホームへの短期入居を検討する方は少なくありません。受け入れ可能な老人ホームが見つかり、月払い方式の入居一時金0円プランがあれば、それを利用するとよいでしょう。回復の度合いはそれぞれですが、自宅復帰を果たした例もあるので一度ご相談ください。

 選定ホーム

ホーム(1)※入居ホーム
24時間看護スタッフ常勤の介護付有料老人ホーム。マシンを使った個別リハビリなど機能回復に注力している。

 今回のポイント

・老人ホームは、リハビリ目的での短期入居という利用も可能。
・リハビリに注力したい場合は、理学療法士作業療法士言語聴覚士のいる老人ホームがよい。

あいらいふ入居相談室は
経験豊富な専門相談員による
老人ホーム探しの無料サポートサービスです。
お電話でのご相談 お電話でのご相談

相談事例を検索する 

▲ 検索画面を閉じる