エリアの条件を外すと希望のホームを探しやすい!

 相談者の概況

障害者施設で暮らす70歳の男性。介護施設に移るように促され、身元保証人の妹様が多くのホームを見学し過ぎた結果、決断できない状態になっています。年齢的に長期の入居を考慮し、料金設定も魅力的な老人ホームにご入居がきまりました。エリアを広げることで、ご希望のホームに巡り会えました。

【困っていること】

・半身マヒで障害者施設にいる兄が、介護施設に移るように言われている。
・兄の身元保証人である妹は、介護施設を多数見学し過ぎて選択が困難に。
・見学したホームは、80歳代の高齢者が大半。70歳で元気な兄に適切か?

 エピソード詳細

70歳のご対象者様は奥様に先立たれ、お子様もいません。60代前半で脳卒中を発症し、半身マヒと失語症を患ってからは、障害者施設で暮らしていました。しかし、退去年齢に達してしまいます。そこで身元保証人である妹様が、20軒以上の老人ホームを見学。検討した結果、どのホームを選べばよいかわからなくなり、あいらいふ入居相談室にいらしたのです。

相談員が「今まで見学されたホーム」をうかがうと「入居者の年齢」「認知症の方の比率」も懸念材料であると判明。お兄様は車イス生活ですが、1人で外出できるほどお元気で認知症の症状もありません。

そこで相談員は、妹様にホームを5つ選んでもらいました。そこから相談員の視点で3つを選別します。2軒は入居費用が異なる、妹様のご自宅から近いホーム。もう1軒、相談員のオススメは、やや不便な場所にある新築のホームです。

全ての見学を終えたあと、家族会議で新築のホームへの入居を決めました。理由は設立間もないホームは入居者の平均年齢も低く、お兄様がなじみやすかったことです。年齢的に長期の入居を考慮し、料金設定も魅力でした。エリアを広げることで、ご希望のホームに巡り会えたのです。

 選定ホーム

ホーム(1)
設立から10年以上。交通の便がよく、妹様の家から近い。地域交流が盛んで、リハビリやレクリエーションなどにも注力している。

ホーム(2)
設立から10年以上駅近のホーム。ケアスタッフの人員体制が厚い。レクの種類が豊富で入居費用は高め。

ホーム(3)※入居ホーム
設立して間もない新築のホーム。公共交通機関から離れた場所にある。入居費用が手頃で、レクも充実。入浴回数は比較的多め。

 入居したホーム

新築で入居費用が手頃な上、入居者の平均年齢が比較的若いホーム。

 今回のポイント

・見学件数が多過ぎると選びきれない。5件程度に絞り比較するのが適切
・設立年数の浅いホームは入居者の年齢も低め。75歳未満でもなじみやすい
・入居費用を抑える場合、エリアの条件を外すと希望のホームを探しやすい

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