大腿骨骨折で入院

 相談者の概況

独り暮らしの80代女性。自宅で転倒して大腿骨骨折で入院。心配した息子様は、退院後は同居してほしいと考えていましたが、30年以上独り暮らしのお母さまは「息子夫婦に気を遣いたくない」と息子様夫婦のご自宅の近くにある老人ホームへ入ることを決意されました。

【困っていること】

・独り暮らしだと、何かあっても発見されるまでに時間がかかる。
・離れて暮らす息子は、同居したいと願っている。
・独り暮らしが長かったため、息子の嫁に気を遣うのが面倒。

 エピソード詳細

独り暮らしをしていたご対象者様は、ご自宅で転倒し大腿骨頸部にヒビが入るケガをしました。痛みで身動きがとれず、翌日ヘルパーが訪問するまで水を飲むこともできませんでした。病院から呼ばれた息子様は、「このケガでは退院後の独り暮らしは無理です」と告げられます。

息子様夫婦は「一緒に住もう」と同居を呼びかけます。しかし、早々にご主人を亡くされて30年以上も独り暮らしのご対象者様は、「息子夫婦に気を遣いたくない」とこれを断ります。また、息子様は遠く離れた街に住んでいたので、住み慣れた街を離れたくないという思いもありました。とはいえ、またいつ倒れるかわからないという不安もあり、老人ホームへの入居を決断。あいらいふ入居相談室に連絡が入りました。

お話をうかがった相談員は、息子様のご自宅近くのホームがベストだと考えました。緊急時の呼び出しや定期的な訪問など、ご入居されたあとのサポートには、息子様が通える距離であることが重要です。

相談員は、ご対象者様の肝機能障害という持病を考慮し、24時間看護スタッフ常勤の3つのホームをご提案しました。
ご対象者様が選んだのは、息子様のご自宅に近いホーム。ご対象者様が住む街と雰囲気が似ていたところが気に入ったようでした。また、入居後は息子様と頻繁に会えることも、ポイントとなりました。

 選定ホーム

ホーム(1)
24時間看護スタッフ常勤。クリニック併設。リハビリに定評あり。ご対象者様と息子夫婦様のご自宅の中間で、田園風景が広がる。

ホーム(2) ※入居ホーム
24時間看護スタッフ常勤。通院サポートあり。地方の大きなターミナル駅から徒歩圏内でとてもにぎやか。息子夫婦様のご自宅の近く。

ホーム(3)
24時間看護スタッフ常勤。通院サポートあり。息子様夫婦のご自宅の近く。

 入居したホーム

息子夫婦が住むエリアで、ご対象者様の居住地に似た雰囲気の街並み。

 今回のポイント

・入居後のサポートを考えて、老人ホームは主介護者が住むエリアで決める。

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