不安感が強く一人暮らしは難しい

 相談者の概況

70代女性。5年前にパーキンソン病を発症し、近くに誰かがいないと不安感が止まらない状態になっていました。しかし、嫁いだ娘様が引き取ることは難しく、神経内科の往診があり、娘様が毎日通える近場の老人ホームを紹介しました。

【困っていること】

・パーキンソン病の持病があり不安感が強く、誰かが見守る必要がある。
・主介護者の娘様の子どもがまだ小さく、引き取るのは難しい。
・娘様は毎日面会に行きたいが、長時間かけて通うのはしんどい。

 エピソード詳細

70代で独居のご対象者様は、パーキンソン病による不安感に悩まされ、近くに住む娘様のサポートを受けながら生活していました。

症状が悪化したため入院しましたが、不安感が強く頻回に緊急コールを押してしまい、娘様はこの状況で自宅に戻ることは困難と判断。ご対象者様も独りで暮らす自信がなく、老人ホームへの入居を希望されていました。

娘様の条件は「毎日通える距離」と、「かかりつけ病院への通院サポートがあること」の2点でした。

パーキンソン病は、気圧が変化しただけでも精神的に不安定になります。そこで、あいらいふ入居相談員は娘様の要望に加え、病気の症状をこまめに管理できるように、神経内科と提携している2つのホームを提案しました。

1つ目は、ブランド家具をさりげなく使用するホテルのようなホーム。娘様はとても気に入りましたが、ご対象者様は乗り気でない様子。もう1つは建物に年季が入っているホームで、ご対象者様が選んだのは、こちらのホームでした。

決め手はベテランのホーム長にありました。ご対象者様が最も信頼していたのは、かかりつけ病院のドクター。その権威に安心感を見出していたのです。実はこのホーム長の語り口調が、ドクターにとてもよく似ていたのです。病院を感じさせる、年季の入った建物もプラスでした。

「権威」を見つけたことで、ご対象者様は安心してご入居されました。

 選定ホーム

ホーム(1)
ケアスタッフの練度が高くホテルのようなホーム。主介護者の生活圏内。かかりつけ医の受診サポートや提携の神経内科の往診あり。

ホーム(2) ※入居ホーム
年季の入った施設。主介護者の生活圏内。かかりつけ医の受診サポートや提携の神経内科の往診あり。ホーム長が個性的。

 入居したホーム

娘様が自転車で通える距離。提携の神経内科の往診あり。

 今回のポイント

・建物が古くても、ニーズと合致すればご対象者様の安心につながる。

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