末期の若年性アルツハイマー、退院までのタイムリミットは1週間

【困っていること】

・病院からは、1週間後の退院を迫られている。
・認知症で口から物を食べられない。胃ろうで入れるホームがない。
・姉と弟とで意見がまとまらず、キーパーソンが決まらない。

入居したホーム

主介護者の職場に近いホーム。専門ケアはないが家族と最期の時を過ごせる。

相談者の概況

相談者は長男様、対象者は60代女性で末期の若年性アルツハイマーです。病状が進んでいて口から食事ができず、脱水・低栄養で入院。胃ろうを作りますが、病院からは退院を迫られ、老人ホームへの入居を決めました。

選定ホーム

ホーム(1) ※入居ホーム
胃ろう対応可。多床室(相部屋)で低料金。居住地とは離れているが、キーパーソンの職場に近い。

ホーム(2)
認知症専門フロア有り。胃ろう対応・たん吸引可。24時間看護スタッフ常勤。個室。3ホーム中では比較的料金が高い。やや郊外。

ホーム(3)
認知症対応フロア有り。胃ろう対応可。個室で低料金。かなり郊外。

エピソード詳細

ご対象者様は、60代の若さで若年性アルツハイマー病を発症。病状が進行して食事を摂ることができなくなり、同居していた長男・長女様はどうすることもできず低栄養・脱水で入院しました。病院で胃ろうを作りますが、退院期限は術後わずか1週間と言われてしまいます。ご家族様は共に30代、会社勤務で介護は難しいことから、あいらいふ入居相談室にご相談いただきました。

その時点では、末期のお母様に胃ろうを選択した長男様に長女様が反発し、介護についての意見が真っ二つに分かれていました。そこで相談員は第一に、介護のキーパーソンを決める重要性をご説明。金銭管理も含めて長男様に決定しました。病院で落ち合うと、相談員は選定した3つのホームをご紹介。

また見学の準備を進めると同時並行し、汎用性の高い弊社の書式を使って「健康診断書」のご用意もお願いしました。見学してから書類を揃えるのでは、退院に間に合わないからです。

最終的に選んだのは、長男様の職場から近いホーム。お母様の病状を考えると一緒に過ごせる時間は長くはなく、専門ケアよりも共に過ごす時間を取れるホームを選択しては、との相談員のご提案を受入れていただいた形となりました。

今回のポイント

・認知症の病状が末期のケースでは、専門ケアより残された時間を最優先する
・介護のスタートは、キーパーソンを1人に決めることから
・健康診断書はオールマイティに使える、あいらいふ入居相談室の書式を活用

南 江梨香相談員

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