低予算での老人ホーム探しは、やっぱり何かを我慢しなくてはいけませんか?

認知症を抱える80代のお母様は、徘徊などの問題行動を繰り返しています。困った息子様は老人ホームを検討しますが、預貯金がほとんどありません。できれば利用料は年金内の低予算に収めたい、とあいらいふ入居相談室にご連絡をいただきました。

老人ホームでも夫婦で一緒に暮らしたい場合は、2人部屋(夫婦部屋)かコネクティングルーム(2つの部屋をつなぐタイプ)を選びましょう

お父様と2人暮らしの90代のお母様は認知症が進行し、徘徊をするようになりました。近所に住む娘様は老人ホームへの入居が適切と判断し、老人ホーム探しが始まりました。しかし、お父様も介護が必要とわかり、夫婦で入れる老人ホームを探すことになりました。

誤嚥性肺炎で退院した人が、次に住む老人ホーム!

老人ホームで暮らしていた80代の女性が、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こして救急搬送。口から食事を摂取できず中心静脈栄養(IVH)に。夜間のたん吸引も必要になります。今まで住んでいた老人ホームには看護スタッフがいないため、「うちでは対応できません」と言われてしまいました。

金銭的に余裕のあるうちに老人ホームに入居したい

80代の独居女性は認知症の進行に加え、年金額が少なく今後の生活が不安な状態です。ケアマネジャー様から連絡があり、まとまった入居一時金が払えるうちに老人ホームに移ることを相談されました。月額利用料の安価な郊外の老人ホームをご提案し、契約。しかし、諸手続きにおいてキーパーソンの娘様の協力は得られず、不動産の解約や引っ越し作業まで、ケアマネジャー様が代行していました。

特別養護老人ホームはすぐに入居できますか?

要介護2で80代のお母様は、認知症が進行してトイレ介助が必要になりました。現在暮らしているサービス付き高齢者向け住宅では対応が難しく、退居を要請されています。娘様は特別養護老人ホームへの入居を希望しますが、入居待ちが発生している状況です。お母様や娘様のことを思えば1日でも早く安定した終の棲家を探すべきだと説得し、認知症介護が可能なサービス付き高齢者向け住宅への入居が決まりました。

介護保険の自己負担割合が2割なので、予算内に収まる老人ホームが見つからないかも!?

ご対象者様は大腸ガンで入院している80代の女性です。入院中にADLが低下して車イスが必要になり、独居の自宅に戻れず老人ホームへの入居を検討。希望条件は介護費用や通院同行サービスの費用を含めて月々30万円。介護知識のない姪御様と丁寧に向き合い、納得できる老人ホームに出会えましたがコロナ禍で入居ストップに。再検討の結果、通院の時間は長くなるものの月額利用料が安価な郊外の老人ホームに入居することができました。

年金で入れる老人ホーム!娘に経済的な負担をかけたくない

80代のご両親をサポートしていた娘様はがんで入院。これを機にご両親には老人ホームに入居してもらいたいと相談を受けました。お父様は経済的な不安が強く、「預貯金には手をつけたくない」「年金で入れる老人ホームを探したい」と主張。入居一時金がなく、月額利用料が安価なサービス付き高齢者向け住宅への入居が決まりました。

独り暮らしの80代女性が自宅で熱中症になり救急搬送。点滴加療で退院するも、高齢の為ひざや腰も悪く自宅に戻っても不安しかない

80代の独り暮らしの女性が、自宅で熱中症になり救急搬送されました。もともとひざや腰が悪かったため、今回の入院を機に老人ホームへの入居を決断。遠方に住む甥御様がキーパーソンでしたが、こまめに連絡ができて、決断も速かったこともあり、3週間後には住宅型有料老人ホームへ入居できました。

認知症の兄の面倒を見たくない、老人ホームという選択肢も。

都心に独りで暮らす70代男性が熱中症で救急搬送。認知症が進行していたため、熱中症が回復しても自宅復帰は難しい状況です。しかし、唯一の身内である故郷の弟様は男性を引き取ることを拒否され、老人ホームを探すことになりました。弟様は男性との確執から関わりたくないとの思いがありましたが、老人ホームの施設長様に説得され、生まれ故郷の老人ホームに入居することを決めました。